パソコン資格試験会場＆スクール　デジタルキュリオス | 日記 | 小松基地60周年

航空自衛隊小松基地の開庁六十周年を記念した基地外壁の壁画が完成し、お披露目された。霊峰白山や安宅の関などが描かれ、地元に親しまれるデザインとなっている。 　正門の西約七百メートルの外壁に、縦四・五メートル、横二十七メートルの大きさで描いた。デザインは昨夏に隊員から募集し、集まった十五点の中から投票で第六航空団整備補給群修理隊の長谷健司三等空曹（２５）の図案に決まった。 　同基地にこれまで配備された「Ｆ８６」「Ｆ４」など四種の戦闘機が描かれている。江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の「富嶽三十六景」や、歌舞伎の演目の舞台となっている小松市の「安宅の関」に着想を得て、日本海の荒波や松林も表現した。背景には「ＫＯＭＡＴＳＵ」、六十周年を示す「６０ｔｈ」などの文字を入れた。 　塗装は外部に委託して二月から取りかかり、十七日に完成。同基地の加治屋秀昭司令は「道路を通る際、壁画を目にした地域の皆さまが、基地とともに歩んできた長い歴史に思いをはせていただければ」とコメントした。